肺結核

肺結核とは

肺結核は結核の中でももっとも症例が多く、かつては死に至る病として恐れられてきました。歴史上の有名人の中にもこの病魔に冒された記録が数多く残されています。

結核は肺だけの病気ではない

微熱と病気

この病気は結核菌という細菌の感染によって生じます。肺結核のイメージが強いですが、実際にはこの細菌は体中のあらゆる臓器に感染するリスクがあります。そしてこの病気が恐ろしいのは他の人に感染するリスクがあること。感染した患者が咳をした際、そのしぶきに含まれる結核菌が空気中を漂って他の人の体内に入り込むことが感染するリスクが生じるのです。そのためもし感染が確認された場合には患者を隔離する必要があります。

 

もうひとつ、この肺結核の大きな特徴として挙げられるのが「感染したからと言って発病するとは限らない」点です。じつは発病率は思いのほか低く、感染者のおよそ10〜20パーセント程度となっています。また、感染から発病までのスパンも約半数が1年以内に発症する一方、残りの半分はより長いスパンを経た後に発症することになります。死に至る病というイメージが強いため、感染するとすぐに恐ろしい症状が発症すると思われがちですが、実際にはこうしたまだ十分に解明できていない謎の部分も持ち合わせているのです。

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始めの症状は発熱と咳

微熱と病気

結核の症状はまず発熱と咳となって現れます。発熱からそのまま微熱が続く状態へと発展することが多く、初期段階では感冒(風邪)と区別がほとんどつきません。風邪との最大の相違点は症状の持続期間。風邪は通常1週間程度で収まりますが、肺結核は長期間続くことになります。この病気を疑うボーダーラインは2週間程度と言われています。なお、咳がひどくなると気管支喘息との見極めも重要になります。

 

治療方法は殺菌作用を備えた抗結核薬を投与する「強化治療法」が広く行われており、4種類の薬剤を2ヵ月間投与します。その後症状を見ながら適切な治療対策を行っていくことになります。先述のように空気感染のリスクがあるため、早期の発見、治療がとても重要になる病気のため、気になる症状が見られた場合にはできるだけ早く医師のもとで検査を受けること、自己判断で治療をやめると言ったことは絶対に避けることがとても大事になります。

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